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2009年05月22日

今日は当ぶどう園でセミナーが開かれました。
大手灌漑機器メーカー ネタフィン会社の主催による「クロップ(果樹、野菜、穀物などの畑と収穫作)マネージメント」土壌の水量を計測する機器「IrriWise」イリワイズと灌漑コントロールの講習です。
ネタフィン会社は「IrriWise イリワイズ」の製造元でもあります。

「IrriWise イリワイズ」を導入しているのは、ホークスベイ地域では当ぶどう園のみ、ニュージーランド全土でも10か所ほど、ということもあり、ぶどう園や果樹園から20名の方がセミナーに参加されました。

「IrriWise イリワイズ」は灌漑の管理に大変有用なシステムの一つです。
Irrigation灌漑+Wise賢い・方法、という機器にぴったりの覚えやすい名前が付いています。

2008年11月に、大沢葡萄園内の土壌の9ヵ所に3段階の深さで計測器を設置しました。
土壌の水分の情報が発信機装置「Transmitter」により15分ごとに事務所のコンピューターに記録されます。
これをもとに、灌漑を自動コントロールするシステムコンピューターに、水量、時間、また灌漑設備を利用した液体肥料の散布、などの細かな設定をします。