大沢ぶどう園便り<2020年2月収穫>
大沢ぶどう園では2月28日に、4つのブロックから4.2トンのピノ・ノワールを収穫しました。
同じピノ・ノワール種でも、B777、B15、UCD5など違うクローンから採れたぶどうは、違う風味や香りがします。
例えば、B777からはブラックベリーやプラムの風味がする、酸味がしっかりしたぶどうが採れるし、B15からは香りが強く、バランスのよいぶどうが採れます。UCD5から採れるぶどうは、明るいベリー系のフルーツの香りが鼻に残ります。
違うクローンのぶどうをブレンドした方が、風味や香りがさらに複雑さを増し、面白みのあるワインが出来るのです。
このぶどうは南島のセントラル・オタゴに運ばれ、有名な日本人ワイン醸造家とのコラボレーションによって、ワインへと姿を変えていきます。