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大沢ぶどう園便り<2020年7月剪定> 

ホークスベイの美しい冬の日。気温は16度。大沢ぶどう園のピノ・ノワールのブロックでは、剪定が始まりました。

剪定作業の始まりは、2021年シーズンの始まりを意味します。

夏の間、干ばつでほとんどなかった草も、ここのところ降り続いた雨のおかげで少しづつ青味を取り戻しつつあります。

冬の終わりまで草を短く保つのに、羊たちがひと役買ってくれます。

本日、剪定を行っているのはバヌアツのチームです。

このピノ・ノワールのブロックでは、前シーズンに一番よく育った3つの枝を選んでフルーティングワイヤーに仕立てる垂直仕立て(Verical Shoot Positioning)という方法で、仕立てていきます。

剪定をする人たちは、太陽の光をたくさん浴びた強くて元気な枝を残すよう、訓練を受けています。日陰で育った枝は弱く、フルーツもあまりつかないのです。