多忙なワイナリー2
白いタンクの中にはぶどうの皮と種がぎっしり。
これは、小容量で行なう時の発酵タンクです。
3000リットル容量で約2トンのブドウを発酵させることができます。
このタンクの中身はサンジョベーゼ。黒ブドウですので、約20℃から25℃で保たれ毎日3回定期的に掻き混ぜられ、約10日間かけて主発酵を終了させます。
発酵終了後、ワインはステンレス製のタンクに移され※二次発酵のプロセスに入ります。
※二次発酵とは主発酵後搾り出されたワインを、ステンレスやコンクリート製のタンク、 木製の樽に貯蔵され、残っている糖分を酵母により更に発酵させることです。
下記の写真のように二次発行中、定期的にワインを空気に触れさせることで風味を豊かにし、味わいを深める効果があります。
タンクからタンクへ移し変えるこの作業が毎日2回から3回おこなわれます。
ポンプを使ってワインを輸送します。