生産環境

MANUFACTURING ENVIRONMENT

Prologue

最高品質のぶどう栽培に
非常に適したホークス・ベイ地方。

Hawke's Bay

ホークス・ベイ地方はニュージーランドで第二のワインの産地です。ワイン作りに適した海洋性気候と土壌で、日照時間が長く、温暖で降雨量が少ないのが特徴です。そのため、ぶどうは日中の強い日差しで暖められ、夜は涼しい海風によって冷やされて、ゆっくりと熟し、糖度が増します。大沢ワインズのシングル・エステイト・ヴィンヤード(単一ぶどう畑)は、澄み切った水が流れるナルロロ川沿いの、美しいマンガタヒ・ヴァレーの川床に位置しており、 1世紀以上堆積した水はけの良いローム層にて、栽培されています。 また、二つの山脈(カウェカ山脈とルアヒネ山脈)の間に位置しており、降雨量が少なく、1日の寒暖差が大きい、高品質のぶどう栽培に非常に適した土地です。オーナーの大沢は、ニュージーランド国内でも、特にホークス・ベイ地方の気候や風景を気に入り、この地でワインを造ることを決めました。 私達は、この地で最高品質のワイン造りを目指しています。

NZマップ
Vineyard
ぶどう畑

地球上で最も若く美しく、
環境に優しい国ニュージーランド。
豊かな環境と土壌の牧羊地を、
ワイン用のぶどう畑に。

Turn sheep fields into vineyards.

大沢ワインズの約100エーカー(約43ヘクタール)の自社ぶどう畑は、私達が目指す最高品質のワイン造りのために、その個性豊かな土壌と各土壌に最適なぶどう品種(クローン)を組み合わせ、小区画に分けて管理し、最高品質のぶどうの栽培をしています。
大沢ワインズの自社ぶどう畑では、2006年末に初植樹して以来、常時モニター等を使用した厳密で詳細な科学的分析データだけでなく、ワインの風味や成分や複雑性等の官能的評価にも基づきながら、各区画での作業を管理しています。

ぶどう畑1
ぶどう畑2
貯水池

限りある貴重な地下水の使用を
控えるために、ぶどう畑に
大きな貯水池を製造。

Manufacture of large reservoirs

大沢ワインズでは、ぶどう畑全体をスプリンクラーにて雨を降らすことで、春先の霜による被害からぶどうの木を守り、 霜対策用ヘリコプターのタービン使用を止めました。 また、限りある貴重な地下水の使用を控える為に、ぶどう畑に大きな貯水池(3,500万リットル)を造り、自社ぶどう畑の川や水の供給を保護する源となっています。 今日貯水池には多くの蛙が住み着き、それを捕獲しようとする多くの野鳥(例えば、カモや白鳥やサギ等)の棲み家となっています。 大沢ワインズの技術者は、最先端の技術を導入することにより、自然界と共生した農業を行なっています。

収穫風景

自社畑のほとんどのぶどうは手摘みにより収穫。
より最高品質のワインを造ります。

Hand-picked harvest

大沢ワインズでは、毎年3~4月の収穫時期には約100名の臨時労働者を雇用し、約300トン近くのぶどうを収穫します。 自社畑産ぶどうが、その年、どれほど成長して、どれほどの出来映えかを見極める、収穫のタイミングは非常に重要で、ワインメーカーと栽培責任者により決定します。 自社畑のほとんどのぶどうは手摘みにより収穫し、より最高品質のワインを造ります。ワインをピュアで品質高く古典的なバランスを保つ為には、天候と共に、ぶどう畑の管理が重要です。 ホークス・ベイ地方では、毎年素晴らしいワインになるポテンシャルを持ったぶどうが育ち、非常にエキサイティングな収穫時期を迎えます。

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