今日はソーヴィニヨンブランの剪定です。

世界のぶどう生産量のうち80％は醸造用のぶどうだそうです。8000品種以上あるなかでも世界的に有名なぶどう（ワイン）は数十品種。

ニュージーランドではソーヴィニヨンブランが全ぶどう収穫量の約7割を占める代表的品種となっています。

その多くは南島のマルボロ地方で栽培されていますが、大沢ぶどう畑のホークスベイ産ソーヴィニヨンブランとの味わいの違いがとても面白いと思います。

同じニュージーランドでも土壌、天候、環境の違いから、マルボロ・ソーヴィニヨンブランは、ピーマンや草の緑の香味、青く爽やかな酸味が特徴ですが、対してホークスベイの大沢ソーヴィニヨンブランは、ライム、シトラス、パッションフルーツのアロマがあり、トロピカルでミネラル感のある複雑な味わいがします。

ニュージーランドNo.1果樹生産地のホークスベイらしい、たっぷりのフルーツ感をワインでも感じられます。ぜひ、お試しください。

今剪定しているソーヴィニヨンブランは来年3月に収穫、2015 Vintage になります。

剪定では、ばっさり枝を落としてしまいます。剪定前と後では違いが一目瞭然ですね。