Spur Pruning
ぶどうの葉が枯れ落ち枝だけになると冬の剪定が始まります。 それぞれのぶどう品種にあった剪定方法を選びます。
大沢ぶどう畑のメルロー、カベルネソービヴィニヨン はスプァー プルーニング(Spur Pruning)方法を採用しています。
スプァー(Spur)とは蹴爪を意味し、蹴爪のように剪定してゆくことからこの名前がつきました。
↓ カーボーイブーツに付ける蹴爪 ↓ 鶏の蹴爪
絵で見てみると
主枝から今年残す枝をえらび、芽を2~3個残して、その先は切りとってしまいます。
来春、残した芽から萌芽します。
節と節の間を最後の切り口にすることは避けます。
切り口は節のところ斜め45度に切り落とし、最後の芽をなくします。
最後の切り口から萌芽が始まり、ツルが伸びてしまわないようにするためです。